矯正治療
Orthodontic
当院は、子どもから大人まで幅広い年齢やライフスタイルに合わせた矯正治療のご提案が可能です。矯正治療とは、「見た目」の改善と「かみ合わせ」を整えることを目的とした治療です。歯並びを整えることは、美しい見た目はもちろん、全身の健康状態を保つことにもつながります。よくない歯並びはいつからでも何歳からでも改善することができますので、お気軽にご相談ください。
このようなお悩みがあれば、
当院へご相談ください
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上顎前突
（じょうがくぜんとつ）
上の前歯が前方に大きく飛び出している状態（出っ歯）
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下顎前突
（かがくぜんとつ）
下の前歯が上の前歯よりも前に出ている状態（受け口）
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叢生
（そうせい）
歯が重なって生えて
ガタガタな歯並び -
開咬
（かいこう）
かみ合わせても
上下の前歯が閉じない -
過蓋咬合
（かがいこうごう）
下の前歯の3分の2以上、上の前歯がかぶさる
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正中離開
（せいちゅうりかい）
歯と歯の間に隙間ができる（すきっ歯）
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交叉咬合
（こうさこうごう）
上下のかみ合わせが合わない
大人の矯正治療～成人矯正～
成人矯正は「2期治療」とも呼ばれ、すべての歯が永久歯に生えそろった時期（12歳以降）に行う方法です。大人になると顎の成長は終えているため、決まった顎の土台に1本1本歯を並べる治療を行います。すべての歯を適切な位置に配列させるのが、成人矯正です。 ※抜歯を含む重度の歯列不正の場合、提携する矯正専門医に紹介する場合があります。
成人矯正の種類
マウスピース型矯正装置
「インビザライン」
マウスピース型矯正装置「インビザライン」は、ワイヤーを使用しない取り外し式の矯正装置のひとつで、アライン・テクノロジー社が開発した治療方法です。装置は透明で目立ちにくく、矯正治療をしていることに気づかれにくいのが特徴。
装着時間は1日20時間以上、歯磨きと食事以外は基本的に装着します。装置は1週間程度で新しいマウスピースに取り替えます。徐々に歯並びを整えられるのです。これまでに世界で1400万人以上の方がインビザラインで治療をした実績があるとされています。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
インビザラインのメリット
- 食事は装置を取り外して普段通り楽しめる。
- 歯磨きの際も装置を外せるため、お口の中を衛生的に保てる。
- 金属アレルギーの方も治療が受けられる。
- 透明な装置で装着しても目立ちにくい。
- 通院回数がワイヤー矯正より少ない。
インビザライン専用の
デジタルスキャナー「iTero」
精密検査のひとつ「歯の型取り」は、デジタルスキャナー「iTero」を用います。通常の粘土のような型取りではなく、お口の中をスキャンするだけで精密な歯型を撮影することが可能です。
これにより、「オエッ」となる嘔吐反射が強い方もリラックスして治療が進められます。
～事前にシミュレーションを確認できる～
アライン・テクノロジー社が独自に開発した「3D治療計画ソフトウェア」を用いることで、治療後の歯並びを事前にシミュレーションできます。これにより矯正のゴールがイメージしやすく、どれくらい歯が動くのかもしっかり確かめることが可能です。また、治療中の歯の動きやおおよその治療期間が事前にわかるのもメリットです。
部分矯正治療
「前歯の隙間が気になる」「下の前歯の一部だけがガタガタしている」などの部分的な歯並びのお悩みは、部分矯正治療で解決できます。お口の中全体の歯並びを治すのではなく、部分的な治療のため治療期間や費用を抑えることが可能です。 ※歯並びによっては、部分矯正が適用できないケース・希望の範囲より広い範囲を治療するケースもあります。
部分矯正
部分矯正とは1本から数本に限定して歯を動かす方法です。矯正用の「インプラントアンカー」と呼ばれる小さなネジを顎の骨に埋め込み、そこを固定源にして歯を引っ張り動かすこともあります。インプラントアンカーの長さは10mm程度と短く、局所麻酔で埋め込むことが可能です。矯正治療が終わったら、インプラントアンカーは除去します。
子どもの矯正治療～小児矯正～
小児矯正は「1期治療」と呼ばれ、歯が並ぶ土台を整えてきれいな歯並びにするための下準備です。
身体の成長を利用できる時期のため、正常に顎が成長するように矯正装置を用いてコントロールすることができます。年齢は、7～10歳くらいまでの子どもの骨格的な改善をできる矯正方法です。
基本的には、2期治療に向けて1期治療を始めますが、お子様によって2期治療に進まずに済むケースもあります。
小児矯正のメリット
子どものころから矯正治療を始めるメリットはさまざまです。
- 成人矯正でスタートするよりも抜歯する可能性が減る。
- 顎の骨の成長があるため、大人よりも効率的に歯の移動が可能で、痛みが少ない。
- かみ合わせを整えることで、顎の筋肉や関節の正常な成長を促す。
- 骨格的な改善ができるため、将来の顔立ちが整う。
- はやい段階でのきれいな歯並びは、歯磨きがしやすいためむし歯になりにくい。
小さいころから歯科医院へ通えば、歯や顎の成長を歯科医師が確認できるためお子様にとってベストと思われる時期に矯正治療をご提案できます。歯が生え始めたら、お早めにご相談ください。
小児矯正の種類
床矯正
成長過程にあるお子様は、顎の成長を「床矯正」でコントロールすることが可能です。
床矯正とは、顎の大きさを広げることができる装置で、外科的な処置は必要ありません。また、顎が小さくて歯が並ぶスペースがないケースでも、抜歯をせずに歯を並べられる可能性が高い治療方法です。
拡大床とは
床矯正の種類のひとつ「拡大床」。粘膜に触れる部分はプラスチック製でできており、歯の表側にワイヤーがある装置です。このプラスチックの部分を「床（しょう）」と呼び、バネやネジを埋め込んだものを拡大床と呼びます。ネジを回転させることで、顎を徐々に拡大するのです。
装着時間は12時間くらいと比較的短いのが特徴で、基本的にはご自宅にいるときや就寝時に使用していただきます。そのため、学校などで装置を紛失する心配がありません。
機能的マウスピース型矯正装置
「プレオルソ」
プレオルソとは、子ども専用の矯正装置「機能的マウスピース型矯正装置」のことです。3～10歳程度のお子様に適応します。
歯並びの改善はもちろん、かみ合わせや口呼吸の改善が期待できます。装着は、ご自宅にいる時間と就寝時のみなので、学校で装着する必要はありません。
機能的マウスピース型矯正装置
「プレオルソ」の特徴
- 装置がやわらかくお子様が装着しやすい。
- 歯の型取りをする必要がない。
- 金属アレルギーのお子様も治療ができる。
やわらかい装置のため、プラスチックなどの硬い装置が苦手なお子様も続けやすいのが特徴。また、お子様のお口の中に合わせて調整できます。装置のお手入れの際には、お湯を使用せずに中性洗剤をご使用ください。
また、プレオルソは既製品のため、粘土のような歯の型取りが必要ありません。嘔吐反射の強いお子様もリラックスして治療が進められます。
※完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。